kite  


強い風が吹いて切れてしまうのではと
どこか遠くへ飛んで行ってしまうのではと
まるでだれかのような
今握っている凧の糸

でも実際
自ら手放したその糸は
するりと自分の手を離れたけれど
いちど空をふらふらと飛び回り
そしてすぐに地上へ落ち
糸だけはなぜか 自分の手へ戻って来た

なんだ、
私が操作していないと
凧は凧でなくなるんだ


09.3.26



追記>>
 かなり前に書いたメモに
 「そんな凧の糸は切ってしまえばいい」
 とあったのを見つけて、
 この凧の絵を描くずっと前に
 無意識に 自分ですでにコレに対しての答えを出していたんじゃないかと言う、まあよくある話。